神々の指紋 Part.2

未解決事件の情報を募集しています

2022/1/9~1/13

1/9(日)
 
友達が沢山来てくれた日だった。
夜、ミサトさんが来てくれた。明後日から仕事とのこと。原田くんがくれた資生堂パーラーのクッキーをあげた。
その後、ヤコブくん、飯塚さん、アナンくんが来てくれた。アナンくんは超久しぶりに会った。「辞めたね」と言ったら「うん、辞めたよ」と返してきたので「僕も」と言った。
22時くらいまで店で話して解散。夜遅くから上原の大勝軒跡地に出来た変な居酒屋で佐藤くんと佐藤くんの友達と飲んだ。
 
 
1/10(月)
 
久々の朝帰り。冬の朝帰りは寒いけど太陽が出てないからまだマシだったことを思い出した。葉山に住んでいた時の記憶だ。
松屋で朝ごはん食べた。松屋の店内照明、世界で一番明るい気がする。小洒落たBarくらい照明落とした松屋が出来たらめっちゃ流行ると思う。
起きてラーメン食べて、映画見た。山下洋輔がピアニストの役で出てきた。一瞬普通に弾いてたけど結局フリー。弾いてる時の姿はCecil Taylorみたいだった。
 
 
1/11(火)
 
定休日だけど取材で店へ。
雑誌の編集とかライターの人ってテキトーな人が多いイメージだけど(エラで働いてた時の嫌な記憶がそのまま残ってる)、今日来てくれた人たちは皆さん凄く丁寧で良い人たちだった。
カレーのレシピを人に説明したの初めてだった。
取材後、不動産屋へ。新居探しは難航中。そもそも住みたい街もあまり決まってないしな。上野〜湯島〜根津あたり住めたら最高だけど、ペット可ってやっぱり少ない。
帰って映画見て遅い時間に寝た。
 

1/12(水)

 
東京都のコロナ感染者が2000人を超えたらしい。
だからか分からないけど、随分暇な1日だった。それこそ何かしょうがない理由を付けないと気持ちが落ち込みそうなくらい。
 
あまり人が来ない時こそ新しいレコードを仕入れようという気になる。
ユニオンJazzTokyoに行ってみたら、良いレコードが沢山安く出て一気に気分が上がった。Sonny StittのCobblestone,Muse盤とか、安く見つけないと買う気のしないものをまとめて買えた。
Mary Lou Williamsのレコードを初めて買った。steeplechaseから出てるピアノトリオ盤。50~60年代の所謂名作と言われている作品群はゴスペル寄りだったり、ちょっとスピリチュアルすぎる気がして避けていたので、かなり新鮮な気持ちで聴けた。新しさは無いけど、優しくて良いアルバムだった。
それにしてもsteeplechaseのアルバムを買うたびに、こんなに沢山のアメリカ出身のミュージシャンがコペンハーゲンで録音してリリースしてるって物凄いことだなと驚く。
ボスのNiles Wintherの人徳かな。
 
早引けさせてもらって、裕太の家まで忘れ物を取りに行く。
本番が近付いて来て稽古の濃度も上がっているのようで、割と疲れている感じだった。頑張れ。
佐藤くんとも合流して三人で笹塚のサウナへ。
サウナって一人ではほとんど行かないけど、友達と行くとなかなか非日常味わえて良かった。
その後、僕の我儘で府中らへんまでドライブ。平日深夜の中央道はいつも空いている。
本人の目の前で佐藤くんのモノマネとかして三人で笑い合う。
深夜2時くらいに家に着く。とばりが玄関まで迎えに来てくれた。シャワーを浴びたあと、本読んで寝た。養命酒切れたから買わないと。
 
 
1/13(木)
 
朝の電車でツイッターを見てたら、「ドライブ・マイ・カー、11時の部完売しました!」というツイートが流れてきた。確か下高井戸シネマ。平日の11時の部が売り切れるんだ、、とちょっとビックリ。やっぱり賞とったからかな。
僕は見てないけど、最近「ドライブ・マイ・カー」の話を周りでよく聞く。大体が絶賛の声。多分良い映画なんだろう。
 
昨日よりはお客さん来てくれてホッとした。でも夜はやっぱり少ない気がする。
ノーゲスのタイミングで買い出しへ。業務スーパーはアホみたいに安い商品が沢山置いてあって、楽しいけど少し不安になる。
それにしても小川町〜神田らへんを自転車で走るのは楽しい。
夜ご飯はキッチンカロリーのお弁当。最高の食事。
 
寝る前にじゃがりこ食べながら小津の晩春を見た。想像よりずっとコーダルな映画。人間の営みにおける普遍性って会話の間の無音の時間とか、喋る直前の考えている顔とかに宿る気がした。どの時代のどの国の映画を見ても、そこだけは人間変わらない気がする。だけど、そこのリアリティを突き詰めるのってきっとすごく難しいんだろうな。見て良かった。良い気分で眠れそう。