神々の指紋 Part.2

未解決事件の情報を募集しています

2022/2/2~2/7

2/2(水)
 
17時からワンオペ。村田商會のお二人が来てくれた。
久しぶりに会ったので色々話す。何とかやってます。
 
BRUTUSとのやり取りがかなり佳境に入ってきた。
なかなか怒ってる風のメールを送る。意外と神経を使う作業。
文章で不満とか怒りを表明する時って、自分が思ってるより強く伝わる気がする。
結局来月のムックには載らないことになった。
 
読みたかった本を読み始めた。
 
 
2/3(木)
 
裕太と役者友達が来てくれた。
ものすごい芸名だった。綴りは分からないけど「アライバル」
この前の演劇の端的な感想を伝える。
よく分からなかったって伝えるのは難しい。
 
夕食は久しぶりにいもや。
その後、近くの鳥貴族に裕太達がいるとのことだったので合流。
役者仲間が二人増えてた。片方は元芸人らしい。
めちゃくちゃ若手芸人的なトーク運びをしてて、笑ってしまった。
 
その後裕太の家で風呂。佐藤くんも呼んで三人で色々話す。
気づいたら終電3分前になっていた。
久しぶりにガチのダッシュ。ギリ間に合う。
心肺機能は高校の時からそこまで衰えてない気がした。
 
 
2/4(金)
 
よしおさんご来店。コーヒーを三杯も飲んでくれた。
サークルの人に会ってるかという話になる。
よく考えると全然会ってない。今度何か会があったら呼んでくださいと言った。
 
帰って本を読み進めた。「環境として」の音楽と「環境のため」の音楽は似ているようで全く違うもの。体感的には分かるけど、あそこまで論理的に説明してくれている文章を読んだのは初めてだった。
 
 
2/5(土)
 
土曜日は若者、カップルの来店が相変わらず多い。
みんな静かに楽しんでくれる。本当にありがたいことだ。
 
入魂の新メニュー、フル・イングリッシュ・ブレックファーストを試作。
なかなか上手くいった。来週あたりから出そう。
 
 
2/6(日)
 
昼間にはるねが来てくれた。木村屋のあんぱんをくれた。久しぶりに食べたけど、やっぱり美味しい。ありがとう。
夕方ごろになおたろさん夫妻がご来店。色々話した。人望についての話が面白かった。自分は割と人望が無い。
 
家に帰って二時間くらい寝てから深夜2時ごろに館山の砂丘に向かって出発。
山岡家食べる気満々だったけど、まさかの時短営業。緊急事態宣言時も24時間営業だったのに。結構衝撃だった。夜明けの一時間前くらいに館山に到着。コンビニのラーメンとか食べて待機。
砂丘の山頂らへんで見た朝焼けはなかなか凄かった。あんなすごい現象が毎日起きてるって考えるとヤバい。大自然を味わうと、少しスピな気持ちになる。
砂丘は相変わらず最高。裕太は全裸になっていた。体張ってる。
冬の砂は、裸足で歩くと本当にキツイということが分かった。
 
朝8時くらいに家に着く。シャワー浴びて倒れる様に寝た。
 
 
2/7(月)
 
12時くらいに起きる。三時間しか寝てないけど頭はスッキリしてた。
渋谷まで映画を観に行く。渋谷は相変わらず最悪だけど、最悪さを極力回避できるルートを見つけた。
先週に引き続きタル・ベーラ。今日は初監督作。ドキュメンタリータッチの場面が多くて面白かった。無作為な会話の節々に寂寥感とか当時の政治体制への諦めが見え隠れしてた。みんな何かに怒ろうとしているけど、怒りの対象をどこに持っていけば良いのか迷ってる感じ。先週見たやつよりソ連共産主義感が強かった。
レイプシーンはなかなかキツかったけど、見てるうちに自分が生きてる現実世界の不穏さとか、辛さを再認識した。
リアリズムの追求って、本当に難しいテーマなんだと思う。どんなに悪意に満ちたシーンを作っても、現実の悪意とか厳しさには結局勝てない気がする。
やっぱり映画は仮想体験にすらならない。色んな人生を垣間見てる気分にはなるけど、そこに実存的なものは一つもないのかもしれない。当たり前っちゃ当たり前だけど。
 
来週も行こう。来週は今回公開された中で一番観てみたかったやつ。